過去公演・活動記録2009

◎墨東キネマ公演記録
     新しいものから過去に遡る形で記録してまいります。

2009年11月21日 向島で龍志を聞く会

 
〇於 向島百花園御成座敷(昼夜共)

立川龍志向島独演会


昼の部
【ななくさの会/古典落語を聞く会】
立川龍志独演会

主催:ななくさの会  制作:墨東キネマ☆墨東名人会


向島百花園の「ななくさの会」の高座に立川龍志師匠が初登場しました。
照明を灯さずに障子越に外光を取り入れた会場は柔らかな光に包まれました。


  
     百花園御成座敷の玄関            庭園の緑の光に映える御成座敷の廊下


ななくさの会は向島百花園で40年以上も続いている歴史のある集いです。
向島百花園の由緒ある景物と情調を愛する人々の集まりとして、風雅を賞でる心を基調とし、
末永く百花園を護り育てることを目的とし、園内花木の紹介、趣味の交換などを催してきました。その中で落語会も度々開催され、創設当初には、作家の安藤鶴夫先生や黒門町の師匠こと、先代桂文楽師匠などもかかわっておられました。

主宰するのは、向島百花園の大女将の佐原洋子さん。10年前に私どもの墨東名人会がここ向島百花園にて第一回目を開催出来たのも、佐原洋子さんのお力添えのおかげです。
ななくさの会は百花園最後の良心ともいうべき会で、墨東名人会も常にお手本とさせていただいてまいりました。

向島百花園の所在する寺島町で生まれ育った立川龍志師匠がまくらで語られた、名優(先代)中村勘三郎さんの思い出、また寺島町での少年時代の回想録など、ななくさの会で聞くに相応しい
味わい深いお話でした。
そして少年時代の思い出話に続いて出された演目は古典落語の名作中の名作、「薮入り」でした。 



立川龍志口演「藪入り」

      母の表情 

  息子の表情

 そして父の表情





終演後、立川龍志師匠を囲んだ、ななくさの会の皆さん。
中央、龍志師匠の右隣がななくさの会を守り続けてきた百花園大女将・佐原洋子さん。
皆さん、とても良い笑顔をされています。龍志師匠の噺にいかにこころうたれたかが窺えます


photo by 小坂淳
 



夜の部
【墨東名人会/向島で龍志を聞く会其の四】

企画制作:墨東キネマ  主催:墨東名人会 梅若龍志会


立川龍志:家見舞、崇徳院、鼠穴
 

柳家小蝠:親子酒



5月の緊急入院以来、待ちに待った立川龍志師匠の高座。龍志落語を愛する皆さんでお座敷は埋め尽くされました。
遠く、新潟、名古屋から足を運んでくださったお客様も居り、墨東名人会始まって以来の盛況となりました。



         
五ヶ月のブランクもものともせず、龍志節全開の2時間。当初2席(「家見舞」「鼠穴」)のみの予定でしたが、急遽もう
一席、「崇徳院」を加え、夢のよう落語空間が展開されました。龍志師匠、それにしてもとてもいい表情をしています。


 
photo by 小坂淳

2009年10月16日 第7回向島演芸会


〇於・曳舟文化センターレクホール


桂南なん完全独演会vol.4
「向島南なん会」

一、開口一番  春雨や風子

一、転宅  桂南なん

お仲入り

一、井戸の茶碗 桂南なん




               南なんさんの穏やかで飄々とした語り口は会場の空気まで和ませてくれました。
                  (モノクロ写真で見るとなんだか明治時代の名人みたいに見えます)





現代の名人である証拠にカラー写真も掲載します。井戸の茶碗は南なんさんの人柄にぴったりの演目。
 
写真提供:向島青色申告会
 


〇主催:社団法人向島青色申告会
〇制作:墨東キネマ☆墨東名人会
〇協力:南なんを聴く会

 


2009年9月6日 墨東名人会special 猫モロ声


〇於・向島百花園御成座敷

 モロ師岡【モロ噺】×猫ひろし【猫噺】=猫モロ声

☆「猫モロ声」=猫なで声のパロディ。猫モロ声でお客様になつくという意味

 
          百花園入り口にて。会場入りするモロ師岡さんと猫ひろしさん             photo by 小坂淳


一、猫ひろし 「猫ひろし版動物園」

一、モロ師岡 「サラリーマン落語版宿屋の仇討」


お中入り

一、猫ひろし 「マラソン落語」

一、モロ師岡 「新作、怪談百円物語」

                                   
        

 
       
本格ライブでは実に5年ぶりに再会した猫ひろしさんとモロ師岡さん。お二人の笑顔が印象的でした。
 
                       猫ファンをも瞠目させた猫ひろしの話芸“猫噺”           もはや話芸の新ジャンル、貫禄のモロ噺         
 

墨東キネマ30周年・墨東名人会10周年記念プレ公演第一弾として向島百花園御成座敷にて開催されました。
2004年開催の墨東キネマ公演「猫ひろし胸を借りる会LIVE」から実に5年、モロ師岡さんと猫ひろしさんが衝撃の再会を果たし、話芸を競い合いました。「猫モロ声」と題されたお二人の本格芸はお客様からの大絶賛を受け、今後のシリーズ化も決まりました。どうぞご期待ください。

 

       
    一回限りの会の予定でしたが、フィナーレのトークでシリーズ化が決定!握手を交わすモロさんと猫さん。


                                                                                                       photo by 小坂淳

                                                    〇主催:墨東キネマ☆墨東名人会
                                                       〇協賛:墨東の猫を愛でる会



2009年8月29日 納涼南なん会


〇於・神保町らくごカフェ 

桂南なん完全独演会vol.3
「神保町南なん会」


                  写真:福田由美  デザイン:伊東みのり



※毎日新聞の油井雅和さんが演芸記者ブログにてこの南なん会フライヤーを誉めてくださいました! ありがたいことであります。
 
 
                                                                                   
 一、 牛ほめ    瀧川鯉八    
 
 一、茶の湯    桂南なん

  お仲入り

   
一、もう半分    桂南なん

                                         


             
        らくごカフェ席亭の青木さんと南なん師匠                モダンなセンス香る看板が目印のらくごカフェ
        
 
photo by 柴田種次郎


  たくさんの御来場ありがとうございました。
 夏休み最後の土曜日に相応しい「夏の思い出」ともいうべき充実した会となりました。                
 時間をかけて練りこんだ南なん流「もう半分」は息を呑む素晴らしさ。次回南なん会は10・16
 曳舟文化センターにて開催です。

〇主催:墨東キネマ☆墨東名人会
〇協賛:らくごカフェ
南なんを聴く会

                                                               
                                            

2009年6月28日  墨東名人会 向島で龍志を聞く会



立川龍志 緊急入院のため公演延期となりました。
 







 
 

2009年5月17日 第2回 お屋敷落語会 


〇於・千駄木 東京都名勝 旧安田楠雄邸

桂南なん完全独演会vol.2
「千駄木 南なん会」


 
                        デザイン・イラスト:伊東みのり

 
    一、前 座       春雨や雷太

  一、ぐずりかた          桂  南なん 

  一、三井の大黒        桂  南なん

 
      お仲入り

  一、蜘蛛駕籠           桂  南なん

 
 
                                                    
安田邸サポート倶楽部 
 
 
お屋敷らくご会第2弾。07年開催の渋谷南なん会以来2年ぶりの桂南なん独演会です。台風接近で天候が心配されましたが、南なんさんが団子坂をぽっくりぽっくりと登ってきたら、ピタリと雨脚が止まりました。前回、龍志を聞く会に続き、またもや天がお屋敷らくご会に味方してくれました。特典ボーナストラックの珍ネタも含め、圧倒的な南なんワールドが展開されました。


              
                                     時代のついたお屋敷に見事に調和した桂南なん師匠の高座            
               


     
愛くるしい笑顔がたまらない楽屋の南なん師匠    前回工事中だった安田邸の門も完成しました。



出番を待つ桂南なん師匠。手前は前座の春雨や雷太さん。


     
 安田邸は東京都名勝に指定されています        終演後お客様と語らう南なん師匠


photo by 小坂淳

 

2009年3月20日 お屋敷落語会 


〇於・千駄木 東京都名勝 旧安田楠雄邸

立川龍志独演会
「千駄木で龍志を聞く会」

                
                                                

一、小型映画【龍志漫歩】   映像:山田勇男 
            ピアノ伴奏:柳下美恵
 
一、元犬   春雨や雷太
 
一、五人回し  立川龍志
 
お仲入り
 
一、おせつ徳三郎【花見小僧〜刀屋】通し  立川龍志

                                       於・千駄木・旧安田楠雄邸

                                    後援:谷根千工房
協力:(財)日本ナショナルトラスト
安田邸サポート倶楽部


 
    
日本ナショナルトラストと安田邸サポート倶楽部のみなさんによって保存、維持されている旧安田邸の
室内と美しい照明灯。この空間で龍志落語を味わう至福の一日。満員札止めの盛況でした。



 朝から生憎の大雨でしたが、開演前にはうその様に晴れ上がり、絶好の散歩&落語日和。
山田勇男監督による龍志師匠の散歩映画から会はスタート。柳下美恵さんのピアノ演奏が華を添えました。
安田学園卒業の龍志師匠にとっても、此処旧安田邸での落語会には感慨深いものがあったようです。龍志落語の金字塔ともいうべき「おせつ徳三郎」の通し口演にお客様から惜しみない拍手が送られました。




一席目は「五人廻し」
 色町の噺にちなんでまくらで語られた、玉の井(少年時代龍志師匠の過ごした街)
の思い出は滅多に聞けない貴重なお話でした。龍志流「五人廻し」の面白さは言わずもがな。 




二席目は「花見小僧」「刀屋」〜「おせつ徳三郎」の通し口演。一時間に及ぶ長講。龍志落語の奥深さを再認識。

     

                 



美しい安田邸の照明

  


会場になった大正時代の大規模な和風建築、旧・安田楠雄邸の外景。











旧安田邸近くの須藤公園を散策する立川龍志師匠。 当日上映された小型映画「龍志漫歩」より。

photo by 小坂淳 



 

 



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